これで何ができるか

会議や通話の文字起こしを、毎回同じ手順で整えている人向けの記事です。フォルダにテキストを置いたら、整えたものと「あとで確かめる箇所の一覧」が、ひとりでに出来ている——そこまで持っていくときに、指示文の側で何を決めておかないといけないかを実測しました。

手で1回やる頼み方は文字起こしのテキストを、発言を変えずに使える形に直させるにあります。この記事はその続きです。手のときは、返ってきたものを自分で読んで、おかしければその場で言い直せます。置くだけの形にすると、その工程が丸ごと消えます。

そこで、架空の文字起こしを2本(社内の定例29行と、取引先との電話31行)用意し、同じ指示文をそれぞれ2回ずつ通しました。1つの頼み方につき4回です。仕込みは先に決めてあります——同音の誤変換が各4件、変えてはいけない語尾が各7件、文脈だけでは正誤の決まらない食い違いが各2組。判定はすべて Python の文字列照合で、証拠は docs/evidence/transcript-auto-same-every-time.md に全部残してあります。

最初の結果から出します。手でうまくいった頼み方を、前置きを禁じただけの形にして置いたところ、こうなりました。

1本目(29行) 2本目(31行)
整えたテキストに残った時刻タグ 0行 / 0行 31行 / 31行
語尾が原文のまま残った数 2/7 ・ 4/7 7/7 ・ 7/7
出てきた見出しの数 3個 ・ 3個 12個 ・ 7個

1本目では、[00:02:15] 佐々木: という行の形そのものが消えました。かわりに **佐々木:** という読み物の形に組み直されています。2本目では31行とも残りました。同じ指示文です。

時刻が消えると、あとで音源に戻れません。文字起こしの検査で最後に効くのは「その箇所を聞き直すこと」なので、ここが落ちると全部が飾りになります。しかも整った読み物として出てくるので、出来上がりだけを見ても事故に見えません。

架空の文字起こし2本に同じ指示文をそれぞれ2回ずつ通し、1つの頼み方につき4回の結果がそろったかどうかを4つの観点で並べた表。観点は、出す形(見出しと表の列)、時刻タグが残った行、語尾が原文のまま残った数、本文の誤変換を直したかどうか。素朴に短くしただけの版では、出す形が4回とも違い、時刻タグは1本目の2回が29行中0行、2本目の2回が31行中31行、語尾は7件中2件、4件、7件、7件、本文の誤変換は4回とも直された。出す欄と順番を指示文の中に決めた版では、出す形が4回とも同じになり、時刻タグは4回とも全行残り、語尾は7件中6件、7件、7件、7件になったが、本文の誤変換を直した回が1回、直さなかった回が3回に割れた。それに加えて、誤変換に見えるものも1文字も直さず、直したい箇所は要確認の表に入れる、と方針まで書いた版では、出す形も時刻タグも語尾も4回ともそろい、本文の誤変換は4回とも直されずに原文のまま残った。
①は形が毎回違う。②で形はそろうが、本文を直すかどうかが割れる。③で初めて4回ともそろった。

出す欄と順番を指示文の中に書くと、見出しも表の列も4回とも一致しました。ところが今度は別のところが割れます。誤変換を本文で直した回が1回、直さずに原文のまま残した回が3回。そしてどちらの回も、要確認の表には同じ4件が並びます。表だけを見ていると、本文の扱いが割れていることに気づけません。

この記事は、そこから4回とも同じものが出るところまでの指示文と、そろっているかどうかを自分で確かめるやり方をまとめたものです。

前提

かかる時間 40分(指示文を決めて、2回転して突き合わせるまで)
費用 無料
必要なもの 文字起こしのテキスト。文字起こし自体は録音アプリやWeb会議の機能がやります
プログラミング 不要。決めるのは指示文です

通話や会議の中身を外部のAIに渡してよいかは、職場の規則を先に確認してください。相手のいる録音は、録音そのものの同意も別の話です。渡してよい範囲の決め方はAIに「ついでに整理しておきました」と言わせないための頼み方にまとめてあります。自動にすると、渡す量が黙って増えます。置き場所を決める前に、そこに何を置くのかを決めてください。

置き場所と時刻を作る側(決まった時刻に走らせる仕掛け)は毎日決まった時刻にAIを動かすにあります。この記事はそこには立ち入らず、そこに置く指示文だけを扱います。理由は単純で、仕掛けは道具ごとに違いますが、指示文がぶれる問題はどの道具でも同じだからです

ひとつだけ、始める前に決めておくことがあります。出来上がりを、元のファイルに上書きしないこと。手なら間違えても貼り直せますが、自動だと気づいたときには元が残っていません。

AIへの頼み方

1. 手でうまくいった指示文を、そのまま置いてみる

外れから出します。手で頼むときの形から、前置きと感想だけを禁じたものです。

これは通話の文字起こしです。整えたテキストと、確認が必要な箇所の一覧を出してください。前置き・感想・締めの挨拶は書かないでください。

このあとに文字起こしを貼ります。中身はよくできています。誤変換は4回とも4件すべて直りました。文脈だけでは正誤の決まらない食い違い(240万と280、田村さんと田中さん、1,200個と1,500個、高橋と高梨)も、4回とも両方が消えずに残り、確認の一覧にも載っています。読んで文句のつけようがありません。

問題は、毎回ちがうものが出ることです。

1回目 2回目
1本目・表の列 「# / 箇所(時刻) / 内容 / 状況・確認先 「# / 箇所(時刻) / 内容 / 状況
2本目・一覧の形 「1. 数量の食い違い」〜「10. 通話相手の氏名・所属」 「A. 発言内で食い違い」〜「E. その他」

2本目にいたっては、表ですらなくなりました。番号付きの見出しが10個並ぶ回と、A〜Eの5分類になる回です。人が1回読むぶんにはどちらも読めます。あとの工程が読むなら、片方は必ず壊れます。

もうひとつ、語尾です。1本目の1回目では、変えてはいけない7件のうち5件が書き換わりました(下は4件ぶん。残る1件は「18万だったはずです」が「18万円だったはずです」になったもの)。

原文 返り
倉庫の棚卸しが同じ週に入ってるはずです 棚卸しが同じ週に入っていたはずです
8日だったと思うんですが、ちょっと自信がないです 8日だったと思いますが、確証はありません
田中さんかもしれません 田中さんだったかもしれません
稼働から6か月と書いてあったはずです 6か月と記載されていたはずです

これがなぜ重大かは手動版の記事に書いたとおりです。他人の発言の記録では、書き換えは品質の話ではなく記録の破壊です。ここでは、それが回によって起きたり起きなかったりすることのほうが問題です。1回試して大丈夫だったから置いた、では届きません。

2. 出す欄と順番を、指示文の中に書く

これは通話の文字起こしです。次の2つを、この見出しと順番のとおりに出してください。他の見出しを足さないでください。 ## 整えたテキスト 元の「[時刻] 話者: 発言」の形を、1行ずつそのまま保ってください。行をまとめたり、減らしたりしないでください。 ## 要確認 「時刻」「元の表記」「種類」の3列の表にしてください。種類は「誤変換の可能性」「話の中の食い違い」「音源で確かめる」のどれかにしてください。1件も無ければ、表の代わりに「なし」とだけ書いてください。 前置き・感想・締めの挨拶は書かないでください。

これで形はそろいました。2本×2回の4回とも、見出しは「整えたテキスト」「要確認」の2個、表の列は「時刻」「元の表記」「種類」の3列。時刻タグも4回とも全行残りました。語尾は 6/7・7/7・7/7・7/7 です。

「1件も無ければ『なし』とだけ書いてください」は、その日の材料に何も無かったときのためです。何も出ないのと、何も見つからなかったのは、置くだけの形では見分けがつきません。

ここまでは狙いどおりでした。そろわなかったのは、こちらです。

本文の誤変換を直したか 要確認の表に載せたか
1本目・1回目 直した(4件とも) 4件とも載せた
1本目・2回目 直さない(原文のまま) 4件とも載せた
2本目・1回目 直さない(原文のまま) 4件とも載せた
2本目・2回目 直さない(原文のまま) 4件とも載せた

右の列は4回とも同じです。違うのは左だけです。要確認の表を見ているかぎり、この4回は同じ結果に見えます。差が出るのは本文のほう——1回目だけ「権限の以降」が「権限の移行」に直った状態で保存され、残りの3回は原文のまま保存されました。

どちらが正しいかは、こちらが決めることです。決めていないから割れました。

3. 「直さない」と「代わりにどこへ入れるか」を、両方書く

上の指示文に、3行足します。

これは通話の文字起こしです。次の2つを、この見出しと順番のとおりに出してください。他の見出しを足さないでください。 ## 整えたテキスト 元の「[時刻] 話者: 発言」の形を、1行ずつそのまま保ってください。行をまとめたり、減らしたりしないでください。 取り除いてよいのは「えー」「あの」「えっと」のようなつなぎ語と、言い直しの重複だけです。 それ以外は、誤変換に見えるものも含めて1文字も直さないでください。直したい箇所は、直さずに下の「要確認」に入れてください。 ## 要確認 「時刻」「元の表記」「種類」の3列の表にしてください。種類は「誤変換の可能性」「話の中の食い違い」「音源で確かめる」のどれかにしてください。1件も無ければ、表の代わりに「なし」とだけ書いてください。 前置き・感想・締めの挨拶は書かないでください。

4回とも同じ方針で返りました。誤変換は4回とも本文では直さず(0/4)、要確認の表には4回とも4件そろって載っています。語尾は4回とも 7/7、食い違いも4回とも2組とも両方残りました。

整えたテキストを1行ずつ突き合わせると、1本目が29行中1行だけ違い(つなぎ語の「あー、」が片方の回に残っただけ)、2本目は31行中0行でした。発言そのものの書き換えは、2本とも0行です。

効いているのは「直さないでください」だけではありません。「直したい箇所は、直さずに下の要確認に入れてください」という行き先がある点です。禁止だけを渡すと止めたくないものまで止まる、というのはこのサイトで何度も踏んでいる型で、自動化の形でも同じでした。

4. 2回通して、機械で突き合わせる

ここからが、置くだけの形にしたあとに毎回やることです。同じ指示文を2回走らせて、出力を並べます。1回では「毎回同じ形で出る」と言えません。

自分で数えるのがいちばん確実ですが、AIにやらせることもできます。そのときは、直させないことです。

下に、同じ指示文で2回作った出力を「1回目」「2回目」として並べます。次の3つだけを答えてください。良し悪しや感想、直し方は書かないでください。 1. 見出しの名前と並び順は一致しているか 2. 表の列の名前と数は一致しているか 3. 表の「時刻」の欄に出てくる時刻のうち、片方にしか出てこないものはどれか。1件ずつ、どちらの回に出たかを付けて全部挙げてください

これは、出力を作ったのとは別の会話に渡してください。同じ会話で「変わったところを挙げて」と聞くと、自己申告になります。

指示文3の1本目・2回で試したところ、見出しと列の一致は正しく答え、片方にしか無い時刻を2件挙げました。1件はこちらの照合スクリプトが見落としていたものです——ある時刻が、1回目は「時刻」の欄に、2回目は「元の表記」の欄の中に移っていました。行全体から時刻を拾っていた私のコードは、これを「両方にある」と数えていました

だからといって、AIの検査を機械照合の代わりにはしないでください。ここで起きたのは「AIのほうが正しかった」ではなく「2つの数え方が食い違ったので、両方を見直した」です。片方しか無ければ、食い違いは起きず、間違いは残ったままでした。

出す形と、直すか直さないかの方針まで指示文に書いたうえで、同じ指示文を2回ずつ通し、1回目と2回目の違いを機械で突き合わせた横棒グラフ。見出しの名前と並び順、表の列は、どちらの文字起こしでも2回とも完全に一致した。整えたテキストの本文では、1本目は29行のうち違ったのが1行、2本目は31行のうち違った行が0行だった。違った1行は、つなぎ語のあー、が片方の回にだけ残ったもので、発言そのものの書き換えは2本とも0行だった。一方、要確認の表にはブレが残り、1本目は9行のうち1行が片方の回にしか出ず、消えたのは、稼働から6か月と書いてあったはずです、を音源で確かめる、という行だった。2本目は7行で行数も中身も一致したが、担当者名の行だけ、種類の欄が音源で確かめると話の中の食い違いに割れた。そろうのは本文のほうが先で、最後まで残るのは要確認の表のブレである。
本文は先にそろいます。最後まで残るのは、要確認の表のほうです。

そろえたあとに残ったのは、要確認の表でした。1本目は9行と8行で、「稼働から6か月と書いてあったはずです/音源で確かめる」の1行が2回目に出ません。2本目は行数も中身も一致しましたが、担当者名の行だけ種類が「音源で確かめる」と「話の中の食い違い」に割れました。1件だけです。その1件は、種類で仕分けるなら行き先が変わります。

5. 件数の1行を出させる。ただし、これが何を保証しないかを知っておく

指示文3の「要確認」に、1行足したものです。

これは通話の文字起こしです。次の2つを、この見出しと順番のとおりに出してください。他の見出しを足さないでください。 ## 整えたテキスト 元の「[時刻] 話者: 発言」の形を、1行ずつそのまま保ってください。行をまとめたり、減らしたりしないでください。 取り除いてよいのは「えー」「あの」「えっと」のようなつなぎ語と、言い直しの重複だけです。 それ以外は、誤変換に見えるものも含めて1文字も直さないでください。直したい箇所は、直さずに下の「要確認」に入れてください。 ## 要確認 「時刻」「元の表記」「種類」の3列の表にしてください。種類は「誤変換の可能性」「話の中の食い違い」「音源で確かめる」のどれかにしてください。1件も無ければ、表の代わりに「なし」とだけ書いてください。 表の下に「要確認: 全◯件(誤変換の可能性 ◯件 / 話の中の食い違い ◯件 / 音源で確かめる ◯件)」の1行を書いてください。 前置き・感想・締めの挨拶は書かないでください。

毎朝これを見るなら、読むのはこの1行です。申告した数は、2回とも表と完全に一致しました。1回目が「全10件(誤変換5 / 食い違い3 / 音源2)」で表も10行、2回目が「全8件(5 / 2 / 1)」で表も8行。数え間違いはありません。

それでも、同じ指示文の2回で、要確認の件数は10件と8件です

この1行が保証するのは「その回の中で数が合っている」ことだけです。2回転がそろっていることは何も保証しません。だから指示文4が別に要ります。1行だけを見て安心する形にすると、件数が毎日違っていても、毎日ちゃんと数えた1行が届きます。

6. 拾い方を細かく書いても、そろわなかった

ここは落とした指示文です。要確認の表がそろわないなら、拾う条件を書けばいいはずだと考えて試しました。

これは通話の文字起こしです。次の2つを、この見出しと順番のとおりに出してください。他の見出しを足さないでください。 ## 整えたテキスト 元の「[時刻] 話者: 発言」の形を、1行ずつそのまま保ってください。行をまとめたり、減らしたりしないでください。 取り除いてよいのは「えー」「あの」「えっと」のようなつなぎ語と、言い直しの重複だけです。 それ以外は、誤変換に見えるものも含めて1文字も直さないでください。直したい箇所は、直さずに下の「要確認」に入れてください。 ## 要確認 「時刻」「元の表記」「種類」の3列の表にしてください。1行に2件以上をまとめないでください。 表に入れるものは次の3つだけです。当てはまるものを1件も飛ばさないでください。 ・誤変換の可能性=同じ読みで別の語が考えられる箇所。確からしさに関係なく全部入れる ・話の中の食い違い=同じ数量・同じ人名が、通話の中で違う値で出てくる箇所 ・音源で確かめる=話し手自身が「自信がない」「〜だったと思う」「〜と聞いています」と断っている箇所 1件も無ければ、表の代わりに「なし」とだけ書いてください。

結果は17行と18行でした。指示文3(9行と8行)より、件数のブレが大きくなっています。しかも2回目は、原文が正しい語を3件、「誤変換の可能性」に入れました——「移行の日程」「現行の締め」「一報」。1回目は0件です。「確からしさに関係なく全部入れる」と書いたのはこちらなので、返りは指示どおりではあります。指示どおりの範囲が、回ごとに振れました。

「1行に2件以上をまとめないでください」の守り方も割れました。1回目は担当者名の食い違いを1行にまとめ、2回目は2行に分けています。

拾う範囲を広げると、再現性は下がります。そろえたいときに足すのは条件ではなく、突き合わせ(指示文4)のほうでした。

7. 置いたのに出来ていないファイルを、毎回数える

置くだけの形で最後に効くのは、これです。置いたのに走らなかったぶんは、出力が無いだけなので、静かです。

下に「置いたファイルの名前」と「出来上がった出力ファイルの名前」を並べます。出力が作られていない元ファイルを、1行1件で全部挙げてください。1件も無ければ「なし」とだけ書いてください。「ほか◯件」のようにまとめないでください。

14件置いて11件出た状態で試したところ、足りない3件を1行1件で正しく挙げました。過不足は0件、「ほか◯件」のまとめも0件です。

「1行1件で」「まとめないで」は毎回付け直してください。一覧を丸める癖は、1回守らせても次の指示文で戻ります(45件のファイル整理では同じ晩に3回起きました)。今回は14件と短かったので出ませんでしたが、件数が増えたときに丸められない保証にはなりません。

うまくいかないときの言い直し方

2本目の文字起こしから、急に形が変わった

指示文1で実際に起きたことです。1本で確かめても足りません。種類の違う文字起こしを2本用意して、それぞれ2回ずつ通してください。1本目で「時刻が全部残った」ことは、2本目で残ることを意味しません。実測では逆でした——1本目で29行すべての時刻が消え、2本目は31行とも残りました。

指示文2の形(出す欄と順番を先に書く)にすると、2本とも4回ともそろいます。

要確認の件数が、走らせるたびに違う

これは残ります。条件を細かく書いても悪くなるだけでした(指示文6)。やることは2つです。

ひとつは、指示文4で2回転を突き合わせて、片方にしか無い行を毎回見ること。1行や2行なら、そこだけ自分で見れば済みます。

もうひとつは、種類の欄を信じすぎないこと。実測では、同じ行の種類が「音源で確かめる」と「話の中の食い違い」に割れました。種類ごとに違う人へ回す設計にすると、その1件だけ行き先が変わります。回す先を分けるのは、自分が見たあとにしてください。

整えたほうを、元のファイルに上書きしてしまった

取り返しがつきません。文字起こしは、その人が何と言ったかの記録です。整えた側が唯一の版になった時点で、あとから音源に戻る根拠が消えます。

置き場所は最初から2つに分けてください——置く場所と、出来上がりが入る場所です。指示文3の形なら整えたテキストは1行ずつ元の形を保つので、元が残っていれば、あとから機械で1行ずつ突き合わせられます。残っていなければ、それができません。

毎回ちゃんと動いているのか、見ても分からない

「要確認: 全8件」のような1行だけを見ていると、毎日ちゃんと数えた数字が、毎日違う中身に対して届きます(指示文5)。この1行は「その回の中で合っている」ことしか言いません。

見張り方そのものは自動化が静かに壊れたのを、AIに見つけさせるにまとめてあります。あちらは仕掛けが止まっていないかを見る話で、この記事は動いてはいるが中身が変わる話です。両方が要ります。

応用・次の一手

手で1回やってから置く。この記事は、手でうまくいった頼み方をそのまま置くと崩れる、という話でした。逆順(先に自動にする)はもっと悪くなります。まず手動版で1本やって、返ってきたものを読んでから、この記事の指示文2・3の形に固定してください。

置き場所と時刻を作る。決まった時刻に走らせる仕掛けは毎日決まった時刻にAIを動かすにあります。⚠️ 作るときに、指示文を短くしたくなります。短くしてよいのは見た目の指定だけです。「1文字も直さないでください」「直したい箇所は要確認に入れてください」は出力の見た目に関係しないので落ちやすく、そこだけが割れを止めています

短くすると何が落ちるかは、別の題材でも起きています。ブログ副業の下調べを、毎朝ひとりでに走らせるでは、貼った32件のうち一覧に出るのが22件と19件まで減りました。あちらは貼ったものが消える話、この記事は形はそろうのに中身の方針が割れる話です。症状が違うので、検査も別に要ります。

要確認の一覧が溜まってきたら。確かめた・確かめていないの管理は、AIにやらせずに自分の表でやってください。AIには、確かめる先が何かを書かせるところまでです。

議事録がほしい場合は別の記事です。この記事が作るのは「発言の記録+確認の一覧」で、決まったこと・宿題の形ではありません。そちらは会議の録音から、議事録と宿題を作らせるにあります。整えたテキストを作ってから、そちらの入力にするのがいちばん崩れません。