これで何ができるか

毎日決まった時刻にAIを動かす仕掛けを作ると、次に困るのは「本当に動いたのか」です。エラーで止まれば気づけます。困るのは、動いて、それらしい結果が出て、中身だけが違う日です。

この記事が扱うのは、その中でも一番地味なところ——AIの側ではなく、材料の側が壊れた日です。前の日の取り込みが途中で落ちた。ファイルが更新されずに前日のものが残っていた。同じ行が二重に入った。どれも珍しくありません。

架空の日次の記録を2本(表形式の受付ログと、走り書きの現場メモ)作り、それぞれに同じ4つの異常を仕込んだ「壊れた日」を用意して、10個の指示文を全31回通しました(下の頼み方が7つで25回、言い直し方が3つで6回)。判定はすべて Python です。

材料が壊れた日に、返りが異常を指摘したかどうかを4つの異常と3つの頼み方で並べた表。中身が完全に同じ行が3組ある件は、そのまま頼んだ4回で4回、自動実行の形に短くした4回で2回、点検の欄を作った4回で4回。途中で切れている行も同じく4回・2回・4回。日付が1日古いことは、そのまま頼んだ4回で0回、短くした4回でも0回、今日の日付をこちらから渡した3回では3回とも指摘した。毎日ある種類が今日は0件だったことは、そのまま頼んだ4回で0回、短くした4回でも0回、毎日ある種類の名前をこちらから渡した2回では2回とも指摘した。下の2つは材料の中を読んでも決まらないもので、今日が何日か、普段は何件かという情報をAIは持っていない。
上の2つは頼まなくても出ます。下の2つは、こちらが渡した回にだけ、渡したぶんだけ出ました。

分かったことは3つです。

①「黙って出す」わけではありませんでした。中身が完全に同じ行が3組あることと、最後の行が途中で切れていることは、頼んでいないのに4回とも自分から指摘されました。この記事は「AIは壊れた材料に気づかない」という話ではありません。

② 気づけないものが、はっきり分かれました。日付が1日古いこと(=昨日ぶんのはずが一昨日ぶんだった)は、8回とも1回も出ませんでした。今日が何日かを、AIは持っていないからです。

③ そして、警告の置き場所がこちらの決めた場所ではありませんでした。素朴に頼んだ4回とも、警告は「頼んだ2つを出したあと」の区切り線の下や に付いています。自動実行のために「この2つ以外は何も書かないでください」を足すと、表形式の材料では2回とも警告が丸ごと消えました

この記事は、その3つを踏まえて材料の側を毎回書かせるところまでの頼み方です。

前提

かかる時間 40分(うち30分は最初の1回だけ)
費用 無料。無料のチャットAIで足ります
必要なもの ブラウザで使えるAI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)と、毎日ぶんの記録が置いてある場所
プログラミング 不要。ただし「今日が何日か」「普段は何件か」だけは自分で渡します

実測したのは指示文だけです。決まった時刻に走らせる仕掛けそのものは毎日決まった時刻にAIを動かす仕掛けを作らせるにあります。サイトが壊れていないかの見張りはサイトの異常を毎日AIに見張らせるで、あちらは成果物を見ます。この記事が見るのは入り口に置かれた材料です。

⚠️ 毎日ぶんの記録を毎朝どこかへ渡す形になります。何を渡してよいかは先に決めてください(AIに触らせる範囲を先に決める)。

AIへの頼み方

1. まず、手でうまくいった形を、そのまま毎朝の形にする

材料は「1日ぶんの記録」です。この記事の実測では、こういう表を使いました。

# 問い合わせ受付ログ 2026-08-15
日時  受付  種類  担当  状態
2026-08-15 09:12    電話  請求  営業一課    対応済み
2026-08-15 09:31    メール 納期  業務課 対応済み
2026-08-15 09:48    電話  仕様  技術課 未対応

これを16行ぶん貼って、下の指示文で走らせます。

毎朝の集計です。下は昨日ぶんの記録です。次の2つを、この順番で出してください。 1. 種類ごとの件数(多い順) 2. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) 前置き・感想・提案は書かないでください。

この下に、その日ぶんの記録を貼ります。正常な日は、表形式でも走り書きでも問題ありませんでした。件数も未対応の一覧も、材料から計算した真値と一致します。

2. 材料が壊れた日も、集計はいつもの顔で出てくる

同じ指示文を、壊れた日の材料に当てました。仕込んだのは4つです。

仕込んだ異常 材料の中だけで決まるか
中身が完全に同じ行が3組(二重取り込み) 決まる
最後の行が途中で切れている(2026-08-14 17:2 決まる
日付が全行1日古い(更新されていない) 決まらない
毎日ある種類(請求・納期)が今日は0件 決まらない

材料2本×各2回=4回。4回とも、集計そのものは何事もなかったように出ました。件数の表があり、未対応の一覧があり、行の形もそろっています。

そして4回とも、その下に注記が付きました。たとえば表形式の2回目はこうです。

完全に同一の行が3組あります(09:55 返品、10:47 仕様、14:02 仕様)。(中略)重複だとすると件数は 仕様3・返品3・その他3 の同数になり、上の「多い順」は成立しなくなります。

親切です。ただし置き場所を見てください。頼んだのは2つで、これは3つ目です。そして、日付については4回とも1行も書かれていません。AIが見ているのはこの1日ぶんの記録だけなので、それが「昨日ぶん」かどうかは原理的に分かりません。

3. 自動実行の形に短くすると、その警告が消える

毎朝ひとりでにファイルへ保存させるなら、余計な文が入っては困ります。そこでこう足します。

毎朝の集計です。下は昨日ぶんの記録です。次の2つだけを、この順番で出してください。 1. 種類ごとの件数(多い順) 2. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) この2つ以外は何も書かないでください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

同じ壊れた材料に、これを材料2本×各2回=4回。

材料 重複への言及 切れた行への言及
A(表形式)1回目 / 2回目 無し / 無し 無し / 無し
B(走り書き)1回目 / 2回目 あり / あり あり / あり

表形式の材料では、2回とも警告が丸ごと消えました。返ってきたのは件数の表と未対応の一覧だけで、正常な日の出力と見分けがつきません。走り書きの材料では2回とも残りました。同じ指示文で、材料の形が違うだけです。

これは競合の見出しから下調べを組むで出た「毎朝の形に短くすると、貼ったものが静かに消える」と同じ形ですが、落ちたものが違います。あちらで落ちたのはこちらが書いた一文(「省かずに全部載せて」)で、短くしたあとに足し直せました。ここで落ちたのはAIが自分から付けた警告です。書いていないものは、書き直して足せません。

4. 点検の欄を、出す順番の中に作る

だから、警告を「余計なもの」の側に置かせないようにします。出してほしいものの1番目にします。

毎朝の集計です。下は昨日ぶんの記録です。次の3つだけを、この順番で出してください。 1. 材料の点検(下の4つを1行ずつ) - 受け取った行数(見出しの行を除く) - 記録に出てくる日付のうち、いちばん新しいもの - 中身が完全に同じ行が何組あるか - 列や書き方が途中で崩れている行があれば、その行をそのままコピー(無ければ「なし」) 2. 種類ごとの件数(多い順) 3. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) この3つ以外は何も書かないでください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

材料2本×各2回=4回。4回とも、4項目すべてが真値と一致しました(A=13行・2026-08-14・3組・2026-08-14 17:2/B=14行・2026-08-14・3組・15:1)。

⚠️ ここで止まると足りません。日付は書き写されるだけです。「2026-08-14」と正しく書いたうえで、それが古いとは4回とも書きません。

5. 今日が何日かは、こちらから渡す

AIが持っていない情報は、禁止しても手に入りません。渡すしかありません。

今日は2026年8月16日です。下は「昨日ぶん」として置かれた記録です。次の3つだけを、この順番で出してください。 1. 材料の点検(下の5つを1行ずつ) - 受け取った行数(見出しの行を除く) - 記録に出てくる日付のうち、いちばん新しいもの - その日付は昨日(2026-08-15)ですか。「昨日/昨日ではない/判断できない」で書いてください - 中身が完全に同じ行が何組あるか - 列や書き方が途中で崩れている行があれば、その行をそのままコピー(無ければ「なし」) 2. 種類ごとの件数(多い順) 3. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) この3つ以外は何も書かないでください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

3回試して、3回とも「昨日ではない」が返りました。2つの日付を書いておくのは面倒に見えますが、自動で走らせるなら、そこは仕掛けの側が毎朝入れる場所です。人が毎朝打ち込む形にはしません。

6. 重複を何件と数えるかも、こちらが決める

点検の欄が合っていても、その下の集計は別です。4番の形で走らせた4回では、件数は重複した行をそのまま数えた数(表形式なら 仕様5・返品4・その他3)で返りました。ところが3番の短くした形では、同じ走り書きの材料に対して重複を除いた数(設備3・問い合わせ3)が返っています。どちらが正しいかは、こちらが決めていないだけです

今日は2026年8月16日です。下は「昨日ぶん」として置かれた記録です。次の3つだけを、この順番で出してください。 1. 材料の点検(下の5つを1行ずつ) - 受け取った行数(見出しの行を除く) - 記録に出てくる日付のうち、いちばん新しいもの - その日付は昨日(2026-08-15)ですか。「昨日/昨日ではない/判断できない」で書いてください - 中身が完全に同じ行が何組あるか - 列や書き方が途中で崩れている行があれば、その行をそのままコピー(無ければ「なし」) 2. 種類ごとの件数(多い順)。中身が完全に同じ行は、1件として数えてください 3. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) この3つ以外は何も書かないでください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

壊れた日で2回、正常な日で1回。壊れた日は2回とも真値(仕様3・返品3・その他3)と一致し、未対応の一覧も重複が消えて3件になりました。

そして正常な日は、点検が「16行 / 2026-08-15 / 昨日 / 0組 / なし」で、件数も未対応の5件も真値どおりでした。誤って鳴った項目は0件です。毎日鳴る見張りは読まれなくなるので、ここは必ず確かめてください。

7.「毎日必ずあるもの」を渡して、0件を鳴らす

残る1つ——普段あるはずのものが、今日は1件も無い——も、材料の中を読んでも決まりません。普段の姿を渡します。

今日は2026年8月16日です。下は「昨日ぶん」として置かれた記録です。下の種類は、この記録に毎日1件以上あるものです。 請求、納期 次の3つだけを、この順番で出してください。 1. 上に挙げた種類のうち、今日の記録に1件も無かったものの名前と「0件」(すべてあれば「なし」) 2. 種類ごとの件数(多い順)。中身が完全に同じ行は、1件として数えてください 3. まだ対応が終わっていないものの一覧(記録の文言をそのままコピーしてください) 無いものを推測で埋めたり、似た種類に振り替えたりしないでください。この3つ以外は何も書かないでください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

2回試して、2回とも「請求 0件、納期 0件」が返りました。似た種類へ振り替えた回は0回です。

🚨 ところが、同じ2回で件数のほうが割れました。

同じ指示文を2回走らせて、返りの3つの部分を並べた図。毎日ある種類が0件だという警告は、1回目も2回目も請求0件・納期0件で同じ。まだ対応が終わっていない一覧も、1回目も2回目も3行で文字列まで一致。ところが種類ごとの件数だけが、1回目は仕様2・返品2・その他2、2回目は仕様3・返品3・その他3に割れた。材料から計算した真値は3・3・3なので、1回目のほうが間違っている。警告も一覧も合っているため、件数が間違っていることに画面からは気づけない。
0件の警告も未対応の一覧も2回とも一致。違ったのは件数だけで、1回目は真値と合っていません。

点検の欄は、入力の見張りであって、計算の検算ではありません。数そのものを当てにするなら、終わった記録から時給を出すと同じで、行番号を割り当てさせて自分で数え直せる形にしてください。

8. 止めたいなら、止めてよいと書く

点検の結果が悪い日は、そもそも集計を作らせない形もあります。

今日は2026年8月16日です。下は「昨日ぶん」として置かれた記録です。集計を作る前に、材料を点検してください。 - 記録に出てくる日付のうち、いちばん新しいものが昨日(2026-08-15)でない - 中身が完全に同じ行がある - 列や書き方が途中で崩れている行がある このどれかに当てはまったら、集計は作らないでください。当てはまった項目だけを書いて、そこで止めてください。分からないことを自分で決めて先へ進まないでください。 どれにも当てはまらないときだけ、種類ごとの件数(多い順)と、まだ対応が終わっていないものの一覧を出してください。前置き・感想・提案・注記・確認事項・補足は書かないでください。そのままファイルに保存します。

壊れた日で2回、正常な日で1回。壊れた日は2回とも集計を作らず、3項目とも正しく挙げました。正常な日は止まらずに集計を出しました(正解です)。

⚠️ ただし正常な日の返りの形が保たれませんでした。書き出しが「点検の結果、集計は作りません」で、そのあと自分で打ち消して「どれにも当てはまらないため、集計を出します」と続きます。そのまま保存すると、正常な日のファイルの1行目が「集計は作りません」になります。毎日の本番は6番の形(点検の欄を毎日そのまま出す)にして、この形は「止めたい人向け」の追加として持ってください。

うまくいかないときの言い直し方

点検の欄は合っているのに、集計の数が毎回違う

実測でも起きました(同じ指示文の2回で、仕様2・返品2・その他2 と 仕様3・返品3・その他3)。点検の欄と未対応の一覧は2回とも一致しているので、表を見比べても気づけません

種類ごとの件数は、まだ数えないでください。かわりに、記録の各行に上から1番、2番…と番号を振り、行の文字列をそのままコピーして、その横に種類を書いてください。番号は飛ばさず、重複した行にも別々の番号を振ってください。

2回試して、2回とも1番から13番まで抜けなく振り、重複した3組にも別々の番号が付き、切れた行は「判定不能」に置かれました。数え上げはこちらに戻ります。

⚠️ ただし2回目は、行のタブを全角空白に置き換えて返しました(1回目はタブのまま)。「行の文字列をそのままコピー」と書いてあってもです。そのまま保存すると、その日のファイルだけ列が崩れます。

「毎日必ずあるもの」を、AIに決めてもらいたい

やめてください。7番で渡す「毎日ある種類」は見張りの基準そのもので、そこが間違うとその後ずっと鳴らなくなります。2週間ぶんの点検の行を貼って、こう聞いてみました。

下は、この2週間ぶんの点検の行です。1行が1日です。この中で、毎日必ず1件以上あった種類を挙げてください。1日でも0件の日があった種類は挙げないでください。あなたの推測は書かず、この行から分かることだけを書いてください。

真値は「請求と納期の2つだけ」です(仕様は5日目が0、返品は3日目と10日目が0、その他は7日目と14日目が0)。2回とも、最初の答えが真値と違いました。1回目は仕様を、2回目は返品を足しています。2回目は同じ返りの中で自分で気づいて訂正しましたが、1回目は間違ったまま終わっています。

判定をやめさせて、数を並べさせると変わりました。

下は、この2週間ぶんの点検の行です。1行が1日です。どの種類が毎日あったかの判定は、しないでください。かわりに、種類ごとに14日ぶんの件数を左から順にそのまま並べ直し、その横にいちばん小さい数を書いてください。並べた数は14個あるはずです。

5種類×14日=70個の数が、2回とも全部真値と一致しました。最小値も5種類とも合っています。あとは「最小が1以上の種類」を自分で選ぶだけです。

正常な日にも「異常あり」と書かれる

点検の項目に、正誤が機械で決まらないものが混ざっていないか見てください。「内容におかしいところはないか」「量は妥当か」は毎日どちらにも転びます。実測で誤検知0だったのは、行数・日付・完全一致の行の組数・列が崩れた行の4つだけです。

最初から「普段の姿」が分からない

先に決めなくて構いません。まず4番の形(点検の欄だけ)で2週間走らせて、点検の1行を保存してください。そのうえで、上の「並べ直させる」形で最小値を出します。7番はそのあとです。

点検の欄が出ない日がある

指示文の中で「この3つ以外は何も書かないでください」よりに点検を置いているか確かめてください。実測では、点検を出す順番の1番目に置いた10回とも欄が出ています。⚠️ 逆に、点検を「補足として」書かせる形にすると、3番で見たとおり丸ごと落ちる日があります。

材料を渡すのが不安

点検だけなら、中身を渡さずにできる部分があります。行数と日付と重複の組数は、自分の手元でも数えられます。AIに渡すのは集計だけにして、点検は自分で持つのが一番強い形です(AIに触らせる範囲を先に決める)。

応用・次の一手

自動化には形が3つあります。1回ごとに独立するもの、前回の出力が次回の入力になるもの(毎週の報告書)、前回の入力が今回にも残るもの(毎朝の受信箱)。この記事の点検は3つのどれにも足せます。材料が入り口にある限り、入り口は毎回見られます。

⚠️ この記事は「その日の材料がまともか」までです。その日の集計が正しいかは別の工程で、毎朝の受信箱の仕分けの「件名を突き合わせられる形にする」「昨日と今日の一覧を別の会話に並べて渡す」がそこを扱っています。合わせて使ってください。

そして、AIの「できました」を確かめる話そのものはやったと言われたことを、確かめてから受け取るにあります。あちらは1回の作業の報告、この記事は毎日ひとりでに回るものです。毎日回るほうは、報告を読む人がいなくなるところが違います。

⚠️ 6番と7番を1つの指示文にまとめた形は、試していません。点検の5項目と「0件の警告」を同じ指示文に入れるのは自然ですが、この記事の実測はそれぞれ別に走らせたものです。まとめるなら、置く前にご自身で2回走らせて突き合わせてください。

📌 試行回数。指示文は10個で、走らせた回数は上から順に、頼み方が6回・4回・4回・3回・3回・2回・3回(計25回)、言い直し方が2回・2回・2回(計6回)、合わせて31回です。材料は架空で、真値はすべてコードで計算しました(材料を作るコードの検算も含みます)。判定に使ったコードは4回間違えていて、直した経緯ごと docs/evidence/count-the-material-every-run.md に残してあります。指示文ごとの生の返りも同じファイルにあります。